要チェック!ニュージーランドの気候の特徴

南半球に位置するニュージーランドの季節は日本と逆。日本が夏の時期は、ニュージーランドは冬となっています。留学前にそんなニュージーランドの気候を押さえておきましょう。

南半球に位置するニュージーランドは、日本と同じように四季があり、それぞれの季節を楽しむことができます。ただ、「4つの四季を1日で体感できる国」とも言われるほど、1日の気候の変化が激しく、衣類など身に着けるものに注意が必要です。

目次

  1. 四季のある国ニュージーランド ~それぞれの季節の特徴~

  2. 北島と南島の気候の違い

1.四季のある国ニュージーランド ~それぞれの季節の特徴~

南半球に位置するニュージーランドは、季節は日本の真逆となります。ただ、日本と同じように、海に囲まれた島国で、形もどことなく日本に似ています。また、ニュージーランドは四季を持つ国、春夏秋冬それぞれ特徴があります。

夏でも空気も乾燥しているので、日本の夏のようなジメジメした感じがなく過ごしやすいです。ただ、紫外線が日本の約7倍と高く、気温の割に暑く感じることが多いのが特徴です。気候に関しては、南島と北島、そして地域や、海沿い山沿いによって大きく異なりますので、ここでは、一般的なニュージーランドの気候についてお話します。

ニュージーランドの春は、9月から11月。日本同様、桜をはじめ、春の花々が咲きはじめ、日も徐々に長くなり始めるのがこの頃です。花粉症の話題も出始めたり、日本と似ていますね。日中と夜の気温差も出始め、朝晩はジャケットが必要でも昼間は半そででも過ごせるほどの日もあります。

12月1日、この日から正式に「夏」となります。夏は12月から2月ですが、ニュージーランドも地球温暖化現象の影響を受けているせいか、ここ最近は、3月下旬くらいまで夏のような天気が続いています。30度を超えることはほとんどなく、空気が乾燥していてカラッとしています。紫外線の強いニュージーランドでは、気温のわりに暑く感じるようで、日なたにいると暑いですが、日陰に入るととても過ごしやすいです。ただ、一年のうちで一番紫外線が強いこの時期は他の季節以上の日焼け止め対策をお勧めします。紫外線から目を守る、サングラスも必需品です。

 

夏場の昼間は半そでやノースリーブで過ごせますが、夕方以降は気温がぐんと下がる場合もありますので、1枚羽織るものが必要です。場所によっては日の出6時前、日の入り21時前と、昼間の時間もかなり長くなり、夕食後の散歩や海水浴も楽しめます。もちろん真夏のクリスマス・年末年始を迎えるのも南半球にあるニュージーランドならでは。半そで、ビーチで年明けなんて、ちょっと想像つきませんよね。

3月から5月にかけては秋のニュージーランド。木々の色や空気の流れが、どことなく日本の秋を思い出させます。南島では早い所で、初雪も観測されます。やはり春同様、昼夜の気温差が出てきますので、朝肌寒くても日中は暖かく過ごしやすい日もあります。

そして6月から8月にかけて冬とされる時期、日照時間も夏に比べてぐんと短くなり、4時半には真っ暗という地域もあります。気温については地域によってかなり異なります。北島は南島と比べて比較的暖かく、山岳部を除いては雪が降り積もることは滅多にありません。ただ、雨が多く、底冷えするような寒さが続きます。一方、南島では、気温もマイナスに下がる地域もあり、積雪もあります。美しい風景とスキー場で有名なクイーンズタウンは、ここ南島に位置しています。

2.北島と南島の気候の違い

地図で確認していただくとわかるように、ニュージーランドは主に、国内最大都市オークランド、首都のウェリントンなどが位置する「北島」と、スキーなどの観光で有名なクイーンズタウン、世界遺産の星空を観測できるテカポなどが位置する「南島」に分けられます。

基本的に北島の方が南島より若干暖かく、南下するにしたがって平均気温が下がる傾向ですが、地形などによって異なる場合が多くあります。例えば、北島の内陸部では、積雪もあり、スキーやスノーボドードなどのウィンタースポーツを楽しむことができますし、南島に位置するクイーンズタウンは、日本の京都の気候と似ており、真冬は雪も多く、気温もマイナスを記録するほどの寒さになりますが、真夏には北島より高い気温を記録することもしばしばあります。

2018年は、最南端、南極に近い町、「インバカーギル」では30度を記録しました。場所によって気候/気温の差がかなり出やすいですが、紫外線の量はどこの地域でも高く、空気が乾燥しやすいので、日焼け止めや、保湿は欠かせません。

ニュージーランド公式天気予報ウェブサイト、metservice.co.nzではそれぞれ各都市の細かい天気や気温を確認できますので、参考にしてみてください。

 

まとめ

日本と同じように四季があるニュージーランドですが、夏場は湿気が少なくカラッとしていたり、紫外線が強かったりと異なることも多くあります。特徴をつかんで出発前の準備に活かしていただければと思います。

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